2013年4月18日木曜日

インバウンドマーケティング-2 暗黒時代からの脱出

インバウンド・マーケティング〜見込み客を引き寄せ,永久顧客に対する次世代のマーケティング戦略〜

[修正]
前回,これからインバウンドマーケティングについて話すと言ったが,どちらかというと,上記の本の内容に触れていくといったほうが正しい.

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現代,自分の求める商品や一緒にビジネスをする会社を探す方法が劇的に変換した.

物を買うときにまずウェブを使って物の値段を調べ,顔の知らない人とオンライン上で友達になり,同じ場所にいる必要なくチャットで話を行い,フェイスブックやツイッターなどで自分を世界にアピールする.
私達はますますインターネットを活用するようになってきている.

このような変化は宣伝広告のあり方と,私達の消費行動をも変えてきた.
これは一つコミュニケーション革命と言える.
この革命
私達は派手なテレビCMやチラシよりも,むしろ,ネットで急速に成長している優れたウェブコンテツに関心をよせるようになってきている.

そして,インバウンドマーケティングこそは,この革命の最前線に位置している.

インバウンドマーケティングとは,何百万人という人々が答えを求めて日々使っているサーチエンジン,フェイスブック,YOUTUBE,ツイッターというサイトにおいて消費者からいかに「見つけられるか」に尽きる.

インバウンドマーケティングを駆使することで私達は3つの暗黒から開放される.
(この表現は,厨二ぽくて,個人的には好き)

第一暗黒「マーケティングの暗黒」
 ウェブの世界では消費者に話しかけるネタを持っている人なら,財布の大きさに関係な  く,誰でも消費者に働きかける事ができる.「予算がないため,十分なマーケティングができない」という事象から開放される.

第二暗黒「人々の生活に強制介入しなければならない暗黒」
 大金をかけて作ったTVCMを制作してTV番組の間々に差し込んたり,駅やビールの壁に広 告を貼り付けて人々の関心を集めるのは古い.
 
 前向きな価値のある情報をウェブ上で公開し,それを欲しがる人にダイレクトに届ける  事のほうが圧倒的に効率が良い.消費者は,自らすすんでバーチャルの玄関に足を踏み入 れてくれる.今はそういう時代である.

第三暗黒「自社を知ってもらうためにはマスメディアに依存しなければならない暗黒」
 直接消費者に語りかける事ができる今,マスメディアに頼る必要性はない.消費者への語 りかけを上手に行えば,あなたが消費者を探すのではなく,消費者があなたを探してくれ る.

私たちは暗黒から開放され,面白い体験を得ることができる.
その体験をするためにまず従来のマーケティング手法を忘れよう.
4Pも4Cも忘れよう.
時間と創造性さえつぎ込めば,きっと誰でもインバウンドマーケティングを使うことができる.

次回から,本編に入れる.と思う.


インバウンド・マーケティング〜見込み客を引き寄せ,永久顧客に対する次世代のマーケティング戦略
インバウンド・マーケティング

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