2012年9月28日金曜日

心脳マーケティング(2)グダグダすぎて、何がなんだか。

ブログを連続更新、しかも朝から更新。
…あられが降ってきそうだ 。

自分の文章を少し時間をおいてから見直すとと、破り捨てたくなる。
今日の1時頃に投稿した内容がわりとそういう気分にさせている。

そして、もうすこし感想とか、少し付け加えたい。

「心脳マーケティング」を読み終わって、頭の中にもっとも残ったワードはやはりZMET法である。いくつか新しいリサーチ法について触れてはいるが、「それらのリサーチ法はZMET法を確実なものにする」と書いてある。ZMET法ガンガン押しである。
それもそうであろう。「心脳マーケティング」の作者はZMET法の生みの親だ。そりゃ自分の子を自慢したくなるでしょう。

ZMET法以外で、残ったワードは「メタファー」である。
この本では最初にメタファーを比喩と定義しているが、読んでいくうちにメタファーはどういうものなのかは、比喩だけではないと思うようになる。しかし、それは何なのか、言い表すことができなくなる。それこそZMET法を使って、掘り起こしたくなる。そして、一周して、最初に定義された比喩に落ち着いてしまう。しかし、やはり納得出来ない。
納得できない理由の一つとして「メタファーは深層心理を掘り起こせるだけではなく、人の心に何かを訴えかけることもできる。」と本書にあるからだ。ややこしい。

話がやや変わりますが、 メタファーは「人の心に何かを訴えかける事ができる」というのは、なんとなく理解できる。
細田守という方がおられる。「時をかける少女」や「サマーウォーズ」の監督であり、作風の一つとして「メタファーの利用」がある。
細田さんが手がける作品は、飛行機雲、道路標識、長い道路などが頻出していて、そこにメタファーをしかけている。
ここでいう「メタファー」が「人の心に何かを訴えかける事ができる」という意味である。
 一度「時をかける少女」を見た方なら理解していただけると思うが(…多分)作中で登場した空の風景や街の風景がすごく印象的だったのではないだろうか。
自分はいつでも記憶から掘り起こし、その風景を頭の中で再現できるほど、印象的だった。
細田さんの作品を見るたびに、言葉で表せない何かを感じる。
それもそのはずである。言葉で訴えかけていないから、表せないのだ。本来言葉で表現できることでも、あえて風景であったり、キャラクターの動作であったり、そういったもので視聴者に訴えかけている。
こういう訴え方が「メタファーの利用」である、と思った。

 だからこそ、メタファーを比喩と定義するのは、やはり違うように思う。
もっと別の定義の仕方があったように思える。

以上が「心脳マーケティング」を読み終わって、ちょうどサマーウォーズがテレビ放映された時に思ったことです。 この本を読んだからこそ、考えることができたことだとおもう。


なんだか、またグダグダになったから、ここで。

0 件のコメント:

コメントを投稿