賢くはないよ。しかし、今日はあえてやる。
「なぜ、働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』」
昨日この本を読み終えて、なにか感想を書こうと思って、いろいろと考えたわけで、
「私達が働くとき、最も大切なことは「思想」である。
なぜなら、社会は荒れた海であり、進路を確認しようとした時、人は「思想」という錨によって、流されずにすむ」
とか、
「思想を持つためには深い覚悟が必要である」
とか、書こうとしたのですが、
「500円と1時間の代償を払って、この本を読むよりも、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で行った演説を見た方がお得だ」
と最終的に思ってしまった。(個人的感想)
スティーブ・ジョブズの演説をみれば、この本を読む必要はないでしょう。(個人的感想)
ほぼ同じ内容だから。
同じ内容ではあるが、この本について、私は理解に苦しむ。以下、苦しんだ幾つかの箇所を挙げる。
・本書に、「死の体験をしなければ、人には覚悟というものが生まれないし、成功することもない。
また、覚悟を持たない思想には何の説得力もない。しかし、現代社会で死を体験することはあまりないため、想像で死を体験しろ。そうすれば、覚悟が生まれる」という内容が書かれていて、全く共感できない。
・「なぜ働くのか」に対して、「我々は恵まれているから、世界のために働くべきだ」と納得できない答えが書かれている。
・最初と最後は真逆な事を言ってるとしか思えない。(個人的感想)
・過去の人物を列挙して、現代のみなさんも見習うべきだ!とやや現実味のないことが書いてある。
・誰向けに書いてるのか全くわからない。最初に成功したい経営者向けですと言ってるけど、途中からサラリーマン向けになっている。
・正直言って内容が薄い。
・薄い内容を130Pにもふくらませて、500円で売るというのは、なかなか…。
批判ばかり続いてすみません。
ただ、スティーブ・ジョブズの演説を聞いていなかったら、この本に対する感想は違ったと思う。
批判のような、愚痴のようなことは以上として、別の話。
ブックオ○で「ローワンと魔法の地図」と「ローワンと黄金の谷の謎」を見つけて、ためらうことなく買った。
外国のファンタジ作品に初めて触れたのは小学6年の夏頃で、その作品が「リンの谷のローワン」だった。
懐かしい。いろいろ思い出が詰まった本だ。「それなら、新品で買えよ。」と言われそうだが、高いからね…。
そういや、最近小説的なもの、まったく読んでないな…。
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